接点を増やし、継続率を高める!
フィットネスクラブ会社が自宅にいながら
フィットネスやヨガのレッスンを受けられるサービスを広げている。
東急不動産グループは、
各店のインストラクターの指導を生中継しスマートフォンで見られるようにした。
ヨガ教室大手のLAVA internationalは、オンライン番組の放送を始めている。
ジムとの接点を増やし、継続率を高める考えだ。
ジムと自宅を繋ぐアプリ
東急不動産グループ会社の東急スポーツオアシスは、
首都圏や関西圏で約40店舗の会員制フィットネスクラブを運営する。
会員数は約12万人にあがるが、忙しくていけない、
人の目を気にせずに受けたい人は多いといい、
レッスンを生中継するアプリ「WEBGYM LIVE」の提供をこのほど始めた。
ジムと自宅を繋ぐアプリは業界初という。
自宅に臨場感あふれるレッスン
事前にアプリをダウンロードして好きなレッスンを選び、生中継を見ながら体を動かす。
室内で自転車のトレーニングをするマシンを使って運動する。
1回30分間のレッスンが午前、午後、夜間と3つの時間帯に分かれている。
インストラクターは受講者に呼びかけたり指示をだしたりすることもでき、
プロジェクターで画面を大きく映せば、自宅に臨場感とライブ感があるれる。
録画は24時間いつでも利用可能だ。
東急スポーツオアシスの平塚秀昭社長は、
「フィットネスクラブに入会して初めてうちは熱心に通っても、
次第に飲み会や遊びの方が優先順位も高くなり、退会してしまう人が多い」と分析する。
同社の月会員費は、1万円前後のプランが多いが、
「WEBGYM LIVE」の基本コースは月額1950円と、料金面でも気軽に受講し、継続しやすくしている。
今後は、ランニングや筋力トレーニングも配信するほか、
東急不動産グループのオフィス、マンションやホテルに向け配信することも検討している。
自宅で安価にヨガレッスン
自宅にいながらインストラクターの生のレッスンを受けられるサービスが広がっている。
全国400店舗以上のヨガスタジオを展開するLAVAは、
オンラインで様々な学習ジャンルの授業を毎日無料で提供するschoo(スクー、東京・渋谷)と連携し、3月に生放送を行った。スクーの会員数は、37万人を突破している。
ヨガ人口は拡大傾向にあるが、
LAVAはヨガには興味があるがジムに通う勇気がないという潜在需要を開拓していく考えだ。
※日経MJ 2019年5月8日(水)ライフスタイルより抜粋
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