「IoT」で美肌に!
IoTとは?
IoTとは、Internet of Thingsの略。
インターネット経由でセンサーと通信機能を持ったモノから
データを蓄積・解析し、フィードバックすることで様々な活用ができるというものです。
PCなどの限られたデバイスのみでインターネットとつながっていた時代は急速に終わりを迎え、
今後はあらゆるモノがインターネットを通して人工知能と結びつけられます。
産業のみならず、社会や私達の生活を大きく変えようとしています。
IoT 4つのキーワード
IoTは、4つのキーワードが基本パターンのながれです。
① センシング
センサーを利用して物理量や音・光・圧力・温度などを計測・判別します。
② クラウド
センサーが取得した膨大な情報は、クラウド上に蓄積されます。
③ 人工知能(AI)
クラウド上に蓄積された膨大なデータは、そのままでは使えないため分析が必要です。
人工知能が得意とする膨大なデータから似たようなパターン・ルールを見つけ出します。
④ アクチュエート
分析結果に応じてモノがアクチュエートします(ヒトにフィードバックします)
actuate(アクチュエート)は、人・機械などを「作動させる」といった意味を持ちます。
「IoT」でその日の最適な化粧水を作る!
資生堂は「IoT」を活用した肌ケアシステム「オプチューン」事業を本格展開すると発表しました。
スマートフォンで自身の肌を撮影すると、その時点の肌の状態などに合わせて最適な化粧液を専用機器が調合し、その場で提供する仕組みです。IoTの基本パターンで解説すると下記のとおりです。
①センシング
→スマホアプリで肌を撮影した際に、肌の皮脂量や水分量を測定します。
②クラウド
→アプリで測定・収集したデータは、クラウドに蓄積されます。
③人工知能(AI)
→その日の気温、紫外線、湿度などの外的要因の情報も加えて
独自のアルゴリズムで肌に合わせた化粧液を8万通りの組み合わせの中から解析します。
④ アクチュエート
→解析した結果を専用機器が自動で調合し化粧水を生成します。
機器の中にある化粧液のもとは自動で管理され、なくなる手前で送られてきます。月額利用料で課金するしくみです。
※日本経済新聞2019年7月1日から一部引用
フィットネスジムでは、IoTで
その日の活動量、血圧、心拍、体重、エクササイズ時間に応じて、
最適なトレーニングメニューがスマホに送られてきて、
家に帰るとエクササイズ後の最適な食事メニューを作るための食材が
自動で届くようになる日もそう遠くはないかもしれません。
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