スクールの開業の事業計画書のポイント!
スクールを開業するために作成が必要なものは、まず、「事業計画書」が必要になります。
事業計画書は何のために必要か?
1)自分自身の「経営の道しるべ」とするため
事業の内容をより具体的に数値や根拠を書面に落とし込むことで
検討漏れがないか、もっと強化すべきことがないかを自己検証することができます。
2)資金調達ため
はじめて事業をし、銀行から融資を受けるためには、必ず「事業計画書」が必要になります。
また、融資ではなく、出資を募る場合も必ず「事業計画書」で投資するか否か判断されます
事業計画書に盛り込む内容は?
・経営者(社長)の経歴、実績は?
・なぜ、この事業をしようと思ったのか?
・外部分析
市場規模は?
法的な規制は?
競合他社の動向は?
・内部分析
ほかのスクールと違う差別化できる「競争優位性」は?
ほかのスクールが簡単に真似できない「参入障壁」は?
実現するための経営資源は「人、もの、かね、情報、ノウハウ」はどの位あるのか?
・収支計画
毎月の売上予測は○○円で、毎月どの位のコストがかかるのか?
きちんと毎月返済できるのか?
・資金計画
調達した資金は、いつ、いくら、何に使われるのか?
事業計画書の完成度は?
銀行に「是非、融資させて欲しい」と思わせることができるレベルまで
事業計画書に書き落とすことができればベストです。
重要なのは、絵にかいた餅にならないように実現できる可能性、説得力が必要です。
ただ数値を並べるだけでなく、
貴方の事業に対する思い「熱意」と計画を裏付ける「根拠」が必要です。
「なぜ、あなたがその事業をしようと思ったのか?」の
動機や「熱意」が事業計画書には必要です。
『あなたのその経験と実績と「熱意」で、実行するのであれば、きっと儲かるでしょう』と
言ってもらえる内容になるように何度も何度も手直しする必要があります。
一番、重要なのは、売上の「根拠」!
今までの経験から、大体これぐらいの売上はなるだろうと
安易に月の売上の数値をはじき出してはいけません。
例えば、月商300万円と想定した場合、
できるだけその数値に確実性を持たせるために説得力のある数値やエビデンス(証拠)が必要になります。
月商300万円の内訳は15000円の月会費×200名とした場合
15000円の月会費は、近隣競合他社と比べて妥当か?
その金額を払う顧客は本当に存在するのか?
200名の顧客は、その地域に存在するのか?
ターゲットの年齢層や職業、性別は?
どのように獲得するのか?
会員獲得のための具体的なマーケティング活動の内容は?
「根拠」の具体例として、
店をオープンするまえに
既に自宅スクールで固定客○名がいるとか?
出張スクールで見込み顧客が○十人いるとか?
法人契約を締結できる企業が数社あり、具体的社名を言えるとか…
月商300万円の内訳となる
15000円の会費の「根拠」
200名の会員数の「根拠」
をできるだけ多く説明できるように
準備する必要があります。
確実に売上が上がるように
店がオープンするまでの具体的なマーケティング計画にまで
落とし込むことも重要です。
スクール経営は、いかに早く「売上」を安定させるかがポイントです。
開業する前の準備で、「成功するか否か」が決まっているといっても過言ではありません。
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