「お客様は神様です」という言葉がテレビのコマーシャルで昔は耳にしました。
経営において「顧客様が常に正しく」ということが大前提にあることが当たり前になってきました。
果たしてそうでしょうか?
顧客に振り回されすぎることは、さまざまな不都合を招きます。スクール運営を衰退にむかわせることすらあると思われます。
ヨガ教室やダンスやゴルフスクールなどスクール運営には、そのお店の特徴を活かしたコンセプトやルールがあるはずです。
そのコンセプトやリールを逸脱し、無制限に受け入れ、丁寧に扱いすぎることは以下のデメリットがあります。
1.対応にコストがかかりすぎる
スクールのコンセプトに合わないモンスター顧客に過度に手間暇かけることは、限られた仕事の時間を奪われ、コスト高を招いてしまいます。
お客様に平等にサービスを提供することも阻害される可能性があり、コストだけでなく売上減にもつながります。
2.ブランドイメージの毀損
モンスター顧客が増殖することで、折角、構築したブランドイメージが毀損しかねることになります。スクールのコンセプトや特徴が色褪せてしまい、本当に来て欲しいお客様が近寄らなくなります。
3.従業員のモチベーションのダウン
好ましくない顧客への継続的な対応によって従業員が疲弊しモチベーションが下がり、従業員満足の低下につながります。モチベーションが下がった従業員に接客された顧客も嬉しくなく、顧客満足度の低下に陥ります。お客様の喜ぶレベルのサービスを提供し続けることができなくなります。
お客様の要望やニーズに耳を傾けることは重要だと思います。
しかしながら、すべてのお客様の要望やニーズに答えることもできないのも現実です。
自分が得意とする分野やターゲットにフォーカスを絞って、
本当に喜んで頂きたい顧客に集中して継続的に通って頂けるように、自分のスクールのコンセプトやルールを明確にしましょう!
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