「飲み会」は必要か?
組織成立に必要な、3要素「共通目的」「貢献意欲」「コミュニケーション」のうち
「コミュニケーション」にフォーカスを絞ってみます。
大きくわけて「公式なコミュニケーション」「非公式なコミュニケーション」があります。
「公式なコミュニケーション」とは
業務命令、辞令、会議、日報、稟議書などある一定の目的のために
決められた内容で、伝達するコミュニケーションのことです。
「非公式なコミュニケーション」(インフォーマルコミュニケーション)は様々です。
最近は減りましたが、会社が主催する「運動会」や「社員旅行」もその一つです。
それほど大げさでなくても「飲み会」「ランチ会」「たばこ休憩時の会話」「最寄りの駅まで一緒に帰る」なども「非公式なコミュニケーション」です。
「公式なコミュニケーション」は、すでに確定した情報が多いですが、
「非公式なコミュニケーション」は、未確定で雑談レベルの情報が多いです。
例えば、ある重大な業務命令の発表(公式コミュニケーション)があったとして、
いきなり伝えられるよりは事前に意見を聞いたり周知(非公式なコミュニケーション)しておいたほうが、発表後の混乱・反発が少ないということもあります。
組織が円滑になるために「非公式コミュニケーション」は、必要と言えます。
「非公式コミュニケーション」の効果
「非公式なコミュニケーション」は、
・リラックスしている状態(緊張していない状態)
・特に何を話しても良い
・レジメや議事録もなし
の状態なので、色んな効果があります。
【1】相手の本音を引き出しやすい
「飲み会」などは、お酒が入るので、ますます、本音が出てしまいます。
話を聞いてくれた本人は、スッキリして、ストレス発散にもなります。
【2】柔軟な発想が生まれやすい
リラックスした状態でコミュニケーションすることで、
凝り固まった考えではなく良いアイデアがふと浮かぶ場合があります。
どうしても会議で煮詰まったら、
一旦、「非公式なコミュニケーション」の1つである「雑談」で頭をリフレッシュすることも効果的です。
【3】「つながる」感覚ができる
何気ない会話で、同じ職場で働く仲間の意外な一面を見ることができます。
プライベートな会話で、仕事中には知り得なかった共通点や人間らしい一面がみれると
上下関係なしに「つながる」ことを実感できる場合もあります。
組織を活性化させるために…
堅苦しい「公式なコミュニケーション」だけでは、社内がギスギスしがちです。
組織自体に柔軟な発想がなくなってしまいます。
日々の雑談の中で業務の改善につながるヒントや
お客様への良いサービスとなるアイデアが会話で出てくるのはよくある事です。
「非公式なコミュニケーション」は凝り固まった思考から解放してくれる性質も持っています。
組織を活性化させるために、
職場にあった「非公式なコミュニケーション」を
計画的に増やしてみては如何でしょうか?
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